『未来へ健口投資を支える母子保健』に参加しました
こんにちは、久門田歯科医院 副院長の久門田美香です。
先日、7月11日(土)に神奈川歯科大学 仲井先生による講演会を拝聴いたしました。
講演概要
| テーマ | 「未来へ健口投資を支える母子保健」 ― 100年生きる世代のために 生まれる前から始める予防戦略 ― |
| 講師 | 神奈川歯科大学 大学院歯学研究科 小児歯科学分野 主任教授 仲井 雪絵先生 |
| 日時 | 令和8年7月11日(土) |

講演内容

世界の疾病負荷研究によると、疾病291種類の中で
有病者ランキング
1位は「永久歯の齲蝕」
6位は「重度の歯周病」
10位は「乳歯の齲蝕」だそうです。
わが国では小児期を含む若年層の齲蝕有病者率が減少する一方で、成人ではむしろ増加しています。
宿主である子ども達にとって、周りにいる成人達の齲蝕罹患が悪化し、感染リスクが上昇している現実はけっして対岸の火事ではありません。
母と子の口腔内細菌叢の類似性は高く、母親の未処置齲蝕や齲蝕原性細菌数が多いほど子の齲蝕リスクも高く、また子の食事習慣や保健行動は養育者の口腔健康に対する考え方・知識・行動の影響を受けると言われています。
小児の齲蝕発症に係る要因の大部分は母親からの影響であるため、母子保健を基盤として取り組む意義は高いのです。
- 妊娠期より歯科保健指導を受け、齲蝕治療やメンテナンスに通いましょう。
- 家族間でも同じスプーンやお箸を共有しないようにしましょう。
- お子さんに砂糖を与えないようにしましょう。
- フッ素塗布やキシリトールガム(1日4〜7粒位)は有効です。
まとめ
- お家での歯磨き🪥、うがいが大切です。
- 歯医者さんに通い、齲蝕治療やメンテナンス、フッ素塗布を受けましょう。
- ご家族で食器の共有を控え、お口の健康管理を心掛けましょう。
- 甘いものは控えめにし、キシリトールガムも上手に取り入れましょう。
感想

仲井先生は岡山大学歯学部出身で、現在神奈川歯科大学の教授をされていらっしゃいます。
とても気さくで温かなお人柄の先生で、懇親会ではお隣に座らせて頂き、たくさんお話させていただきました。
「未来への健口投資(けんこうとうし)」という言葉のとおり、お口の健康は生涯の健康につながる大切な財産です。
今回の講演で学んだことを、日々の診療の中で患者さまへ分かりやすくお伝えし、ご家族皆さまで取り組むむし歯予防の輪を広げていきたいと思います。
お子さんの健やかな成長と、ご家族のお口の健康をこれからもサポートしてまいります。
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